渋谷 by Bolsey Jubilee

Bolsey B をイタく気に入ってしまった私、ボルシーの高級版、ジュビリーもゲットしました。


(2006-06-02, Bolsey Jubilee, Centuria 200)

どの辺が高級なのかといいますと、
・レンズがアメリカ(ウォーレンサック)製からドイツ(シュタンハイル)製へ
・シャッターもドイツ製なんですって。とても静かです。
・レリーズが鏡筒からボディへ移動
・巻き上げ操作時にロック解除不要。巻き上げもめちゃ軽い。
・フォーカシングノブがシーソー式かつ滑らかで、ピント合わせを早く行えます。
・距離計は上下二分割のままですが下半分が二重像?
・裏蓋のロックがネジ式で外れにくくなっている
・外装がオシャレ&高品位


とまぁ、変えられる部分は変えちゃったよ。てな感じであります。



期待に胸膨らませ(笑)ボルシーBの3倍以上のお金をはたいてヤフオクってみたのですが、
手元に来たのは、レンズの状態がイマイチ(バルサム剥がれあり, カビ跡あり)でありまして
(少しソフトフォーカスっぽく写っているのはそのためでしょう)

さらにショックだったのが
セルフコッキング*1になっている
ことでありました。。進化しすぎだぜ、おい。
カメラの進化を喜ばないというのも、ヘンな話ですが・・・。


そう、セルフコッキングになってしまうと、多重露光遊びが難しくなるのです。
せっかく静かなシャッターなのに..。さて、どうしましょうかね。


あ、渋谷でご一緒した方々にお見せしたときに驚かれていた、オリジナルの銀ピカフィルム圧板ですが、
ごらんの通り、別段へんなことは起きていませんよ。
さらにベースが薄かったり高感度なフィルムの場合は、どうなるかわかりませんけども...。

*1:フィルム巻上げに連動してシャッターチャージが行われる仕組み。普通のカメラはみんなそうですね。