マイケル・ケンナとツムさん個展
土曜日、写美で開催中だったマイケル・ケンナ氏「IN JAPAN Conversation with the Land」を観てきました。
土地との対話、入り口に掲示されているテキストを読むと、それだけで、マイケル・ケンナが好きになります。
どこを撮ってもマイケル・ケンナ調。ちょっと鼻につくくらい優等生的な構図。でもそれも受け入れてしまう。
僕の記憶にもある景色を、彼の目を通してもう一度見てみる。
日本は美しいな。
素直にそう思いました。
ただね、プリントが小さかったー! 図録サイズだもの。
オリジナルを見たい、見せたい、そういう思いは当然双方にあるでしょう。
でも、んー、もっと大きい方が、浸れるんだけどな。風の音、波の音まで感じるから。
恵比寿を後にして、渋谷のナダールへ。マイミクのツムさんの個展「光の庭」へ。
そこここで放射し反射するエネルギーを染み込ませたような、自由な世界。
美を布で濾したようなマイケル・ケンナの後だったからか、僕の中にできていた隙間に入ってくる。
この空間は好きだな。
次も楽しみにしています。