富山(2) 城端線の車窓から

城端線は、共に豪華絢爛な曳山祭りで知られる街、高岡と城端を結んでいます。
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散居村遠望 (2006-12-30, Lumix DMC-LX2)

忍者ハットリ君列車は、散居村が広がる砺波平野をトコトコと走ります。


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風雪を防ぐ屋敷林に守られた家々が、田畑の間に疎らに散在している風景が続きます。


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中にもハットリ君が。藤子不二雄の二人は、高岡の小学校の同級生でした。富山が生んだ有名人です。
でもね、でもね、ブリに乗っているハットリ君は、まぁ黙認するとして、
その後の立山連峰のようなものは・・・ なんだありゃ(笑)


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城端線はワンマンカーでありまして、乗車時に車内で整理券を取り、降車時に運賃箱に料金を入れます。
前降りのバスと同じ感覚です。
車両を連結するときは、運賃箱をずらします。。床削れてるよ。。
乗車時も降車時も、自分でボタンを押さないとドアは開きません。


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「ひがしいしぐろ」駅は無人駅です。
ここには昔、東大寺の荘園があり、荘官として石黒氏が派遣されておりました。そして荘園の名前を石黒荘といいました。
その後、石黒氏は一向一揆で滅ぼされてしまいますが、多くの百姓が石黒姓を名乗るようになったために、富山県(特に西部)には、いしぐろがわんさか居ます。結構、メジャーな姓なのです:^) あ、「石黒」には「いしぐろ」と「いしくろ」がおり、「いしくろ」の方が学校の出席番号が若くなりますので、富山で先生になる方はご注意ください(^_^


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パイプむき出し:-)

さぁ、列車は終点城端駅に到着します。


(つづくよ)


富山(3) 城端線 城端駅 - photo = healing
富山(1) 北陸本線 高岡駅 - photo = healing