4人の写真家による群展 “We Shot JINMO” 『魔弾の四射手、狼を狩る。』

この度、JINMOを撮り続けている4人でグループ展を開催するはこびとなりました。直前のご案内となり大変恐縮ではありますが、この場にて告知させていただきます。

PHOTO EXHIBITION We Shot JINMO


4人の写真家による群展
We Shot JINMO
『魔弾の四射手、狼を狩る。』


我ら魔弾の四射手は、レンズを通して入ってくる光景を受け止める受動者ではなく、レンズから発する視線眼光弾で以て、狼JINMOを撃ち狩る能動者である。その各作品は各瞬間の狼JINMOを撃ち狩った静止時間内の、或いは、永遠時間内の屍体である。展示は凍結された犯行現場群の時空を超えての集積であり、同時に永遠時間内の屍体遺棄である。我らは巧妙にその屍体を切り分け、地下ダンジョンに埋める。そこは光の差し込むことの無い、暗黒の100平方メートル、天井高僅かに170センチの地下空間。我らはそこに、ハデス(肉体的死と、神による最後の審判との間の中間状態を指す言葉とされている)の現出を目論んでいる。


会期前半“タナトス”(11/2〜11/4)では、入廊者は捜索者となり、頭部にLEDサーチライトを装着した状態で、暗黒の地下ダンジョンに入って行く。それは従来的な受動的展示鑑賞ではなく、能動的探査・検証の発見行為となる。


会期後半“エロス”(11/10〜11/11)では、地下空間は一転して光満ち溢れる彼岸空間となり、2012年4月14日の演奏中に死と新生を実現した狼JINMOのハデス・インパクトを共有する。前半とは暗黒と光明の違いだけでなく、展示のされ方もそれに合わせて変えられている。


入場に際しては、我らの作品群スライドショーに狼JINMOのサウンドトラックを加えて制作されたオリジナル動画DVDが、そのパスポートとなる。これにより、会期中は何度でも入場が可能になる。また会期中には2度の儀式的ショー・イベントも催される。それらを体験する事により、入廊者は更に深くこの犯行を識ることになるだろう。


さぁ、我らと共に能動者たり得る者よ、集結し、共犯せよ。
我らは魔弾の四射手なり。


< 写真家 “Shooter” >
Akizou Kawamura a.k.a. Mixtribe
mona ave
Tatsuya Ishiguro
Toru TANNO


JINMO Official site: http://www.jinmo.com







会期2012年11月2日(金), 3日*(土), 4日(日), 11日*(土), 12日(日) *=イベントあり
時間15:00〜20:30 (ただし、初日は18:00〜、最終日は〜18:00)
入場料1,000円 恐縮です。
土曜19:00〜 ショーチャージ別途1,000円
会場アート・スタジオ Dungeon (ダンジョン) 地下室ブログ
東京都板橋区大和町2-1 B1F
都営地下鉄三田線 板橋本町A3 出口より歩8分

開場時間等、変更があるかもしれませんので直前にまたお確かめください。