明野のひまわり(4)/SILKYPIX Proの覆い焼き機能を使ってみる

国産RAW現像ソフトのSILKYPIX Developer Studioの上位製品ProのWindows用β版が期間限定で無償配布されています。登録ユーザー以外の方でも、全ての機能を2008年11月末日まで使用できます。

  • DR拡張時に明らかにハイライトが粘るようになった。
  • 覆い焼き機能がついた。
  • 二画面に分割してパラメータ変更前後を比較したり、他のコマと比較したりできるようになった。
  • バッチ処理をバックグラウンドで実行するようになった。
  • 出力ファイルの更新日時を撮影日時にできるようになった。
  • トーンカーブのダイアログにヒストグラムが表示されるようになった。
  • 編集履歴がついた。
  • マルチコアCPUに対応。

等々、うれしい変更点が。試用はタダなのでご確認くだされ。ただ、相変わらず起動は遅いです.. 

今回は、覆い焼き機能を使ってみました。「露出」タブの中にある「覆い焼き」スライドバーを左右にスライドさせることで強弱を0から100まで変化させることができます。

1. 覆い焼き強度 = 0(オフ)
080810-111742-11-100-L000
2008-08-10
Olympus E-3 + ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5


2. 覆い焼き強度 = 100(最大) + 露出補正
080810-111742-11-100-L100


同じRAWファイルから現像したにしては、随分と印象が変わりますネ。レフ当てたみたい♪
欲をいえば、無影になるまで補正できれば素晴らしいのですが ;-)
”覆い焼き”するエリアは自動で選択されます。なんだ紙焼きの覆い焼きと違うじゃん、て方はGooglePicasa(Windows/Linux用, 無償)とか使ってくだされ。
暗部だけ簡単に持ち上げる処理は、数年前のSigma SD10に添付されていたSigma Photo Proでも出来たので、目新しさはないのですが、多くの人に有用な機能でありましょう。


SILKYPIX Developer Studio Pro スペシャルサイト

明野のひまわり 2008 (5) - photo = healing
明野のひまわり(3) ブラッドレッド シェイド - photo = healing