アサカメ 2001/06

「いま明かされるCLE誕生秘話」
当時の開発部長と開発リーダーへのインタビューを掲載
ミノルタとライツではISO100の基準が違う→同じ光量でもCLとXEでは露出が違う
・ライカにMロッコール90/40/28を装着すると90/50/35のフレームとなるのはライツの指示, 当時ライカには28mmフレームがなかったため。


・CLEの開発は、CL終了3年後の1976年にスタート
・ライツには話さずミノルタの独断で試作した
・量産試作機をライツに見せたが全く乗ってこなかった


・アサカメの投稿等を2年分調査し、28mmフレームの搭載を決めた
・ファインダーのアイピースは一眼レフと同じ
・CLEで使用しているプリズムはライカ基準の銀蒸着(透過:反射:吸収=30:60:10)で一眼レフ用の2倍の価格
・ダイレクト測光を最初に開発したのはオリンパス(OM-2)ではなくミノルタ
・マニュアルで露出計が作動しないのは、一眼レフのXG-Eとシャッター,回路を共通化したため


・CLEは1年8ヶ月の期間で32,000台を製造し、10年かけて販売した
・CLEの金型は固定資産税がかかるため除却した
・インタビューの5年前(1996)までに、少なくとも6回、CLEIIの企画が社内で出たが、その都度CLEの販売不振を理由に却下された